“人に好印象を抱いて欲しい”というのは、多くの人が共通している思いではないかなと思います。
好印象を抱いてもらえることで、仕事にもメリットがあるでしょうし、友人関係や恋愛などでもメリットがあると言えます。
本記事では下記の内容について解説していきます。
記事の内容
- 人に好印象を与えたいなら、この3つにこだわれ【生きる知恵】
- これをやってしまうと好印象どころか、逆効果になること
僕自身が書籍で学んだ中から、経験を通じて“なるほどな”と思えるものをまとめて、記事として執筆しました。
脳科学や心理学に基づいての実践的内容ですので、記事を参考にしてもらえることで、相手へ良い印象を与えることが出来、仕事やプライベートにも生かすことが出来る内容だと思います。
あなたの参考になれば。
人に好印象を与えたいなら、この3つにこだわれ【生きる知恵】
人に好印象を与えるのに、持った方がいいこだわりは、下記の3つ。
- 見た目にこだわる
- わかりやすさにこだわる
- 笑顔にこだわる
順番に解説していきます。
見た目にこだわる
人は目からの情報が、脳が判断をする上で重要な割合を占めていると脳科学の分野でいわれてもいます。“人は見た目9割”と言われたりもしますが、あながち間違いとも言えない根拠です。
見た目と言っても、顔の良し悪しではなく、髪型や、服装の清潔感であったり、持ち物や、表情など、誰でも意識すれば変えることが出来るものなので努力が必要。
例えば、医者の白衣や、警察官の制服など、見た目だけで権威を判断することにも繋がったりします。見た目次第で相手に伝わるイメージは間違いなく変わります。
最初の見た目で損してしまうと、その後、その判断を覆すには結構な時間を必要としてしまう場合があります。それだけ見た目へのこだわりは重要。
インスタ映えも“脳的”に理にかなってる
視覚情報が人の判断に大きな割合を占めるということは、見た目重視のコンテンツ作りは意味があるといえます。綺麗な写真、見た目のインパクトのある写真は”いいね”が多かったりするのもうなずけるかと。
わかりやすさにこだわる
人は、脳が処理しやすいものを好むと言われています。読みやすい、見やすい、理解しやすいものに徹底的にこだわった方がいいです。
先日、あるテレビ番組で、
最近のヒット曲の傾向として、小学3年生でも理解できる、わかりやすい歌詞の内容が売れてる傾向がある”
と専門家の方が言われていました。
人の脳は、五感や体を動かすこと以外に使ってる部分は、全体のわずか10%とも言われています。つまり、考えることはあまり得意ではないそうです。なので、わかりやすさが大事。
接触頻度を上げることでもわかりやすさに繋がる
「単純接触効果」という心理学用語があります。何回も見たり、会ったりすることで、脳の中で処理がしやすくなり、好印象を抱かせるというもの。
- 最初は嫌いでも、何度も見聞きすると脳が処理しやすくなり、好ましく思うようになる
- 脳が処理しやすく、わかりやすいものは、様々なポジティブ感情が生まれる
- ポジティブ感情が生まれることで、相手からのあらゆる良い行動が得られる
会う頻度をあげたり、SNSなどで繰り返し情報を発信するのは「単純接触効果」の面からも、人への好印象に繋がると言えます。
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笑顔にこだわる
「笑顔」は相手にポジティブな感情を与える事ができます。その笑顔もさりげないものであればあるほど、相手に与える結果もポジティブに繋がりやすいと言われています。
さりげない笑顔を見せることによって、相手の気分が向上しポジティブマインドが湧き出す。このポジティブマインドによって、人は一歩踏み込んで「行動」に繋がると言われています。
さりげない笑顔をタイミングよく出すのは難しめなので(笑)、常に笑顔でいることを心がけている事がやはり大事なのかなと思います。
これをやってしまうと好印象どころか、逆効果になること
好印象を与えるのとは逆に、「マイナス印象」を与えてしまいかねないこと2つを解説します。
- ネガティブな表情をちらっとでも見せる
- 難しい用語ばかりをズラズラと並べる
順番に解説します。
ネガティブな表情をちらっとでも見せる
人は相手のネガティブな感情をすぐに見破ってしまうといわれています。実際、あなたもそんな経験はないでしょうか?相手からあまり良いイメージ持たれてないなと感じるなど。
相手のネガティブな感情に、人は感度が高いそうで、それは自らの身を守るために敵と味方を瞬時にして見分けることが出来る様に脳や体の仕組みが進化してきたからだそう。
ささいなネガティブ表情も禁物
相手が目を向けてないと油断してても、“ちらっ”とでも見えてしまうことで好印象とは逆効果に向かってしまうそう。ネガティブな印象はすぐに作られてしまうので、油断は禁物。
難しい用語ばかりをズラズラと並べる
五感や体を動かす以外に使う脳の部分は、全体の10%ほどであると話しましたが、考えることがそもそも得意ではないので、わかりずらいものに対してはネガティブな感情を抱いてしまいます。
何がわかりやすいかを徹底的に考えつくすこと
相手の立場に立って考えることが大事ということです。わかりやすくすれば、相手が好印象を持ってくれる可能性が高まります。
まとめ
『人に好印象を与えたいなら、この3つにこだわれ【生きる知恵】』というタイトルでここまで書いてきましたが、本記事をまとめると下記の通り。
まとめ
- 人の脳の仕組み上、見た目が占める判断の割合は半分ほど。見た目にこだわりを持った方がいい
- 人はわかりやすいものを好む。読みやすい、見やすいなど。会う頻度を増やすことも存在を理解しやすいに繋がるので好印象に繋がる。
- 笑顔を見せることで相手にポジティブマインドが生まれ、相手の好印象のほか、ポジティブな行動に繋がる
- 人は相手のネガティブ感情に敏感。ささいなものでも伝わるので油断禁物。
- 難しい用語ばかり並べるのではなく、相手の立場に立っていかにわかりやすいかを考え抜くことが大事。
上記の感じとなります。
何をやるにもちゃんと“こだわり”を持つことは大事なのかなと。こだわりなく”ただやってる”だけでは逆効果になることもあるということは肝に銘じておいた方が良さそうです。
そして、その逆効果はあなただけではなく、あなたの周りにも影響を与えてしまうこともあるので、あなたの意識ひとつで、間接的に人の役に立てるのかなとも思います。
▼本記事は下記書籍を参考にさせて頂きました。