音楽活動のヒント

事務所に所属するのかフリーランス。音楽活動するならどっちがいい?

音楽活動のヒント
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質問者
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事務所に所属するかフリーランス。音楽活動するならどっちがいいの? 

 

という相談を頂きました。

 

情報発信の方法が多様化し、誰でもが自分の音楽を世の中に出していくことが出来る現代。

 

これについては、一概にどちらが良いというものでもないと考えていて。

“向き、不向き、合う、合わない”もあることなのかなと。 

 

  • 事務所に所属するメリット、デメリット
  • フリーで活動するメリット、デメリット 

 

それぞれを挙げて解説してみようと思います。 

 

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事務所に所属するメリット

 

まず、事務所に所属するメリットですが、大きく下記3点が挙げられるかと。 

 

  • 資金面のバックアップ
  • 営業活動をしてくれる
  • 何かあった時、防波堤になり守ってくれる

 

順番に詳しく解説してみます。

 

資金面のバックアップ

音楽活動には様々な経費がかかります。事務所に所属することで、通常それらの経費を会社が持ってくれます。 

 

 

事務所に所属するということは、“会社の商品になる”ということ。事務所は経費をかけてアーティストを育てて、売り出し、それで会社の利益を出すビジネス。

 

“アーティストの取り分が少ない”など、話題になったりすることもありますが、会社がお金を出していますので、当然、売上から会社の取り分を差し引きます。その差しい引いた残りがアーティスト側の取り分。

 

しかし、音楽活動をするのには、本当に様々な経費が必要なので、会社が費用を出してくれて、お金の心配をせずに活動できるというのは、メリットと言える部分かと。

 

営業活動をしてくれる

事務所は、所属アーティストを育て、売り出すことで会社の利益を稼ぎます。 

 

ですので、当然ですが、アーティストが売れるためのプロモーションであったり、仕事を取ってくるための営業活動をしてくれます。 

 

ざっくり言ってしまうと、

 

  • アーティストは「音楽をやる人」
  • 事務所は「音楽を売ることをやる人」

 

そういう役割分担と考えると良いかと。

 

これは音楽活動だけに専念するうえで、大きなメリットと言えます。 

 

何かあった時、防波堤になり守ってくれる

音楽活動をしていく中で、例えば、何かのトラブルなどに見舞われたとします。

 

そのような際には、アーティスト自身が矢面に立つことのないよう、事務所が前面に出てアーティストをしっかり守ってくれたりもします。

 

これも事務所に所属することの、心強いメリット部分であるかと。

 

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事務所に所属するデメリット 

事務所に所属することは、メリットだけではなく、当然デメリットがあることも考えられます。主には下記が挙げられます。

 

  • 色々と『制約』がある場合がある
  • “飼い殺し”になる可能性がある
  • 『事務所』とは名ばかりで、フリーと変わらない

 

順番に詳しく解説してみます。

 

色々と『制約』がある場合がある

事務所に所属するということは、“会社の商品になる”ということです。

 

会社としては、当然、自社イメージであったり、アーティストイメージであったりを守ろうとします。そのため、色々と細かい制約がある場合もあったりもします。

 

また、仮に、自分で何かをやりたいと思っても、会社の方針と違う場合、好きなことをできないなどの制約を受けることがあります。 

 

自分の”好き”ではなく、”会社の方針”が最優先になりえることは、理解をしておくことが必要です。

 

“飼い殺し”になる可能性がある

会社が力を入れて、プロモーションに動いてくれれば良いですが、そうとも言い切れない部分もあったりします。

 

会社としても予算がありますので、複数アーティストを抱えている場合、その中で、”どのアーティストに力を入れるか”ということになってきます。 

 

力をかけて売り出しに動いてくれない。しかし、制約があり自由に活動もできない。という”飼い殺し”の様な状況になることも、ありえないことではありません。

 

『事務所』とは名ばかりで、フリーと変わらない

これは稀なケースですが、事務所であるはずなのに、アーティスト個人に、活動にかかる様々な金銭負担を要求する会社もあったりします。

 

仕事も自分で取ってくるように。その売上は会社にも入れるようにと。 こんな会社もあったりもします。

 

その場合、フリーランスと何ら変わらないので、もしそのような会社に所属してしまってた場合、即刻辞めた方が、メリットになるかと。

 

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フリーで活動するメリット 

フリーランスで音楽活動をやるメリットで、主に大きなものは下記の3つ 

 

  • 何をやるにも自由
  • 売上はすべて自分のもの
  • 人間関係のストレスがあまりない

 

順番に詳しく解説してみます。

 

何をやるにも自由

フリーランスの最大のメリットは、”自由”ということです(笑)

 

活動の仕方も、作る楽曲、歌う楽曲も、何もかも。人からとやかく言われることはありません(笑) 。音楽家は自由な人が多いと思うので(笑)、これは最大のメリットと言えるかと。 

 

売上はすべて自分のもの

事務所に所属するのとは違い、完全な個人事業主ですので、売上のすべてを自分の手にすることができます。 

 

独立心が強い人には、収入と共に、 やったらやった分のやり甲斐を得ることができます。

 

ただし、音楽活動には様々な経費がかかります。また、自分を磨き、成長させるための自己投資も、常に必要です。

 

それらを考えると、残念ながら、決して”ウハウハ”ということでもないかもですが(笑) 。

 

人間関係のストレスがあまりない

”何をやるにも自由”と言いました。フリーランスの場合、誰かから制約を受けることもなく、自分の意思で決めて活動できるので、人間関係のストレスというのがほとんどありません。 

 

ただし、ファンの人との接し方、距離感などはきちんとしないと、何かあっても守ってくれる人はいません。その部分でのストレスに繋がることがあったりすることは、場合によって考えられます。

 

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フリーで活動するデメリット 

事務所に所属するのと比べた場合、フリーランスでの音楽活動のデメリットとして挙げられるものとしては、主に下記があるかと。 

 

  • 活動資金を自力で工面する必要がある
  • 営業活動も自力でやる必要がある
  • 何かあっても、すべて自己責任

 

順番に詳しく解説してみます。

 

活動資金を自力で工面する必要がある

事務所に所属するのとは違い、音楽活動にかかる経費は、すべて自分で工面する必要があります。 

 

活動継続のため、音楽活動の売上や、スポンサー収入など、様々なことを考えて収入源を用意しなければなりません。

 

事務所に所属していれば、お金のことを考えず、音楽活動や、創作活動だけに専念できますが、フリーランスで活動する場合、それらを考えるのも、すべて自力でやる必要があります。 

 

事務所に所属してる場合を考えると、デメリットと呼べる部分かも知れません。

 

 

営業活動も自力でやる必要がある

どんな仕事でもそうですが、待ってるだけでは、なかなか仕事は入ってきません。お客さんにCDやチケットを買ってももらえません。

 

活動資金に余裕があれば、人を雇うこともできるかもですが、そうでない場合、営業活動を自分でやる必要があります。事務所に所属していればスタッフが動いてくれる部分を自力でやることになります。

 

そうなると当然、音楽活動そのものに充てられる時間から、時間を割く必要があります。

 

音楽に専念できる時間を割くことを考えるとデメリットと言える部分かと。

 

何かあっても、すべて自己責任

これはデメリットというか、当然のことかもですが、フリーランスは、何をやるにも自由です。 

 

しかしその反面、何をやるにも、すべて自己責任となります。何かあっても自己責任。その覚悟をしっかり持っておくことは大事になります。

 

ただし、やりがいは大きなものがありますし、人としての成長度合い、財産と呼べるような経験も、大きなものが得られるのも間違いないかと。

 

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事務所に入るのがいいか、フリーで活動するのがいいか

ここまで書いてきたように、事務所に所属して活動するのも、フリーで活動するのも、それぞれにメリット、デメリットは存在します。 

 

それらを踏まえたうえで、僕個人の見解を書かせてもらうなら…

 

事務所に入るなら

事務所は、アーティストの才能に投資をして、ゆくゆく会社の利益に結びつけるビジネスモデル。 

 

事務所に所属するという考え方としては、資金面や、プロモーション的なバックアップ体制をしっかり考えてくれてるかどうかが、判断基準として、大切なことなのかなと僕は考えます。

 

メリット面がちゃんと見えない限り、音楽活動にとって、ただの足枷にしかならないと思っていたりもします。 

 

フリーでやるなら

一方、フリーで音楽活動をする場合、何もかも自由にできます。 

 

作りたい音楽を作り、歌いたい歌をうたい、活動したい時に活動できます。 

 

ただし、守ってくれる人もいなければ、仕事として生活をかけ、自分ごととして真剣に動いてくれるスタッフもいるわけではありません。 

 

すべて自分自身の行動次第。事務所がやることをすべて自分でやることになりますし、自己投資という発想が必要になります。

 

”プロ”として、生活をかけて活動をすることになると、更にシビアな部分も多くなったりもします。 

  

細かいことから、何から、やることも多いです。 その覚悟が持てる人であれば、フリーランスでの活動はありかと。

 

ただし、大きな仕事は、なかなかフリーランスには回ってこないというのは、日本の芸能業界のあるあるだったりもします。

 

それでも、地道な活動を続けて、自分の音楽を愛し、支えてくれるファンの方を増やしていく。そうして音楽で道を立てていき、夢や目標を実現させていくことは充分可能です。

 

また今の時代、ネットやSNSで情報発信も出来ますし、ファンの人と繋がっていくことも出来ます。”インフルエンサー”と呼ばれる人たちは、有名アーティスト並みの、すごい影響力を持ってたりもします。

 

最後に

事務所に所属するか、フリーランスでの活動。 

 

どちらを選ぶにしても、必ずメリット、デメリットは存在します。

 

究極、自分自身の性格や、生き方次第で、”向き、不向き、合う、合わない”になってくるのかなと。 

 

”どちらか選べないよ~”という人について。

 

そういう人は、まず、”事務所に所属する道を探る”というのでも良いかと。親身になって動いてくれる事務所と巡り合えたら、一緒に夢を追いかける、とても大きな力になるので。

 

フリーでの活動はいつからでも出来ますしね。

 

この記事があなたの活動にとって、参考になってくれてたら何よりです。 

 

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