
SNSで情報をたくさん発信しても、全然ライブの集客に結びつかない。どんな風にすればいいか教えて欲しい。
こんな疑問をあなたはお持ちではないでしょうか?
情報をたくさんの人に届けるだけで言えば、SNSを使うというのが、現代の一般的な方法といえると思います。
ただ、テレビやメディアで活躍する有名人なら別ですが、僕の経験上、“SNSで情報を発信しただけでは集客や物販には繋がっていきずらい“かなと思ったりもします。
本記事では下記の内容について書いてみようと思います。
記事の内容
- 行動に繋がらない情報は「無価値」です
- 得にならなければ人は動きません
- 選ばれたかったら先に価値を提供すること
- 「行動」へと背中を押してあげること
僕は10年に渡り、ライブの集客や物販などを自らでして、音楽活動を続けてきました。詳しいことは プロフィール をご覧頂ければと思います。
その経験から言えるのは、SNSだけでどれだけ情報を発信しても、お客さんの行動にはなかなか結びつかないですし、DMだけでもなかなか行動には結びつかないかなと。
SNSとDMのセットで、効果が上がると言えるのではないかと思います。
詳しく解説していきます。
行動に繋がらない情報は「無価値」です
まず、情報発信する意味を考えてみたいと思いますが、
- 情報を見てくれる人に楽しんだり喜んでもらいたい
- 自分の取り組む姿を見てもらいたい
- 自分の主張や意見を伝えたい
- 集客や物販の案内がしたい
主にこんな感じがメインの情報発信ではないかなと思います。
そして、全ての情報発信というのは、情報を見てくれた人に何かを感じてもらえたり、リアクションを取ってもらいたいというのが根底にあるものだと言えます。
つまり、リアクションや行動に結びつかない情報発信は「無価値」ということになります。
得にならなければ人は動きません
そもそも、人が行動をする本質的な理由というのは単純で
”自分の得になると思うから行動する”
これだけなんですね。
- 生活が便利になる
- 仕事のプラスになる
- ストレス発散になる
- 癒やしになる
- 元気をもらえる
- 人より先んじられる
などなど。
この辺りのマーケティングに生かせる人間の欲求などについては、下記参考書籍を読んで頂くとより理解が深まるかと思いますが、
参考書籍
逆をいうと、自分にとって得になるかどうかがはっきりわからなければ行動しないわけです。
なので、例えば、“参加した全員に100万円プレゼントします”って言えば、集客は桁外れの効果を生んだりすると思います(笑)。
ただ、これでは何も意味がないので(笑)、100万円に変わる価値があることをちゃんと伝えてあげられればいいわけです。
更に、それは、あらかじめ伝えておく必要があります。
先に価値を提供すること
先に価値を提供するというのは、色んなところで言われてたりします。
“人は自分の得になるかどうかがわからなければ動かない”
と言いました。先にあなたからの情報が得になることを教えてあげなければいけません。
得になると思われていれば勝手に人は集まってきます。逆に、得にならないと思われれば勝手に人は去っていきます(笑)。”得になる”と思われることが大切。
そこで、SNSを使って、まず先に価値を提供して行きます。
- 音楽を配信する
- 頑張っている姿を発信する
音楽活動で言えば上記など、価値のある発信をしていくのが大切かと思います。
音楽を配信する
ミュージシャンにとっての一番の価値は「音楽」です。聴いてもらえない限りは当然誰にも価値が届きません。ですので、SNSを使って、積極的に音楽の提供を続けた方が良いです。
“無料で聴かれてしまったら、音源を買ってくれる人がいなくなるのではないか?”そう思うかもしれません。それはそういう人と割り切るのも大事。試食品だけ食べて買わない人っていますよね?それです(笑)。でも、試食品を味わって価値を知ることで購入するお客さんも必ずいます。
情報は今いるお客さんではなく、”新たなお客さん”に向けて発信すること。元々のお客さんは、あなたが何かをやれば行動してくれますので、新たな人たちに向けて発信する意識が大事かと。
頑張っている姿を配信する
これも立派な価値提供でして、あなたの頑張っている姿を見て、勇気をもらう人がいてくれます。
人は人の頑張りを見て、“自分も頑張らなくちゃ”と前向きな気持ちをもらったりするものです。前向きな気持ちを提供できることも情報としてとても意味のあるものです。
更新頻度が重要
頑張ってる姿をたまにしかアップしないのでは、情報の価値はあまり高まらない場合が多いです。“いつもいつも励まされてる”というのが重要なので、更新頻度は高くが重要。
その為には、あなた自身が一生懸命活動することが何より大事なコト。
「行動」へと背中を押してあげること
どれだけ情報発信をして、先に価値を提供したとしても、人はなかなか自ら行動しません。
そこで、相手が行動するために背中を押してあげることが大事になってきます。
- DM配信して背中を押してあげる
- 行動するには理由が必要
順番に解説します。
DM配信して背中を押してあげる
下記記事の中で、「人は“自分に向けて発信されてる”と感じない限り、受け取ろうとしない」と解説しましたが、
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自分に向けられての情報だと認識できないと、人は「行動」へと繋がりません。
なので、DMで“直接”情報を送らせてもらうのは、行動を促すうえで、背中を押すのに非常に大事な方法だといえると思います。
ただ、そこには普段からのあなたの情報に価値があると思ってもらえていることが必須です。
逆にいうと、普段の情報を見てくれてない人にDMを送ってもリアクションはありません。場合によっては“ウザイ”と思われてしまうこともあるので注意が必要(笑)。
ただ、“DMをもらったから行動する”という人は必ずいますし、逆に、DMをもらわなければ動かないという人もいます。
大事なことなので、もう一度言うと、人は背中を押されないと自らなかなか動きません。
行動するには理由が必要
人は何か理由があったほうが行動しやすいものです。
DMで情報を送らせてもらうのは、相手にとって立派な理由となります。
- “言われたからやった”
- “誘われたから来た”
情報発信の目的は、「行動」や「集客」に結びつけること。結果的に行動してもらえたり、足を運んでもらえることになっているなら、情報発信大成功といえます。
ポイントDMを送っても、普段からあなたの情報に触れて価値を感じてる人しか行動はしません。
SNSで日常的に価値提供の情報発信をし、DMでご案内を送らせてもらうことで、「集客」や「行動」、「物販」の効果は確実に上がると思います。
まとめ
『情報発信は、SNSとDMのセットで効果が上がるかもです【音楽活動】』というタイトルで、ここまで書いてきました。本記事をまとめると下記の通り。
まとめ
- 人は自分の得になることでしか行動しない。なので、まず価値のある情報を先に提供することが大事。
- ミュージシャンが提供できる価値としては「音楽」、「頑張ってる姿」などがある。音楽で「癒やし」を、姿で「勇気」を率先して情報発信すると良いかも。
- 人は自分に向けられての情報以外は受け取らないことが多い。なので、DMで直接情報を送り、背中を押してあげるのも大事。
- 人は行動するのに「理由」が必要。DMで案内を送るのは受け取る側にとっては行動する際の「理由」になる。
上記の通りです。
情報発信の参考になることが出来ていれば何よりです。
下記記事でも、あなたの音楽活動にとって、参考になるのではないかと思う記事をまとめてあります。興味があれば、是非参考にしてもらえればと思います。
あなたの音楽活動が、より良い方向に進んでいくことを願っています。