
ライブ案内やCDリリースのチラシやポスターなどの印刷物とかは、どうやって作ればいいかな?
こんな疑問をあなたはお持ちではないでしょうか?
本記事の内容は下記の通り。
記事の内容
- 自分でデザインするメリット・デメリット
- コストパフォーマンスが期待できる、専門家への依頼の方法
- ”セールスコピー”で、広告からの売上や成果が変わる
- コスパで選ぶなら「ネット系」印刷会社がオススメ
僕自身、音楽活動を続けてきた中で、本当にたくさんのチラシやポスターなどを作ってきました。トータルで10万枚近くはチラシだけでも作ってきてるかと。
そんな経験から、どうしたらコスパが良く、また、成果に繋がる広告物を作ることが出来るかについて、本記事では書いてみようと思います。
自分でデザインするメリット・デメリット
僕は、「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」を使って、自分でデザインをし、データをネット印刷の会社に送って、印刷をしてもらっています。
- 自分でデザインするメリット
- 自分でデザインするデメリット
順番に解説します。
自分でデザインするメリット
自分で作ることのメリットとして挙げられるのは下記の通り。
- 経費を抑える事が出来る
- 何度でも手直しすることが出来る
- いつでもすぐに作ることが出来る
このあたりがメリットになるのかなと。
経費を抑えることが出来る
通常の場合、デザイン会社にお願いをしたり、印刷会社にデザインまでお願いすることが多いかとは思いますが、その際には当然費用がかかります。
フリーでの音楽活動は、経費をいかに抑えられるかも大事な要素。印刷物をデザインする場面って、意外と多かったりするので、これはメリットとして大きいです。
何度でも手直しすることが出来る
デザイン会社によっては、“手直しは何度まで無料”と決めているところもあったりします。しかし、後から“やっぱりこうしたいないぁ”というのは、付き物だったりします。
自分でデザインするメリットは、何度でも手直しが可能であるということ。この自由度はメリットとして大きいです。
いつでもすぐに作ることが出来る
デザイン会社に依頼をした場合、どんなに速くても1日~数日掛かりますが、自分で作れば簡単なものなら1~2時間あれば作れてしまいます。(本当に簡単なものならもっと速いかも)
なので、急に思いついてもすぐに対応できて、準備が出来るのもメリットの1つといえるかと。
デザインに関しては、他の方のチラシやポスターのデザインを検索して表示し、参考にさせてもらったりしています。ネットで探せばいくらでも参考作品や、デザインの為の参考資料が見つけられるのも、自分で出来る理由の1つと言えるかと。
「Photoshop」や「Illustrator」を使えると、なんとなくですが、それっぽいものを作ることが出来るようになったりします。(当然ながらプロの方に見せたらお恥ずかしいものばかりですが)
自分でデザインするデメリット
デメリットとして考えられることは下記の通り。
- デザインが似通ってくる
- デザインのに時間を奪われる
- 「Photoshop」や「Illustrator」を使えないと、勉強する必要がある
- 凝ったものは作るのが難しい
といった感じになります。
デザインが似通ってくる
専門的にデザインを学んでいれば別ですが、僕の場合、見よう見真似でデザインをしているので、引き出しの数も限られていて、作ったデザインが毎回似た雰囲気になってしまったりします。
気にならなければいいのですが、広告物のデザインに毎回力を入れようと、あなたがもし思っているのならば、デメリットになってくるかも知れません。
デザインに時間を奪われる
当然ですが、デザインの作業をしている間は、音楽に充てる時間を割くことになります。
僕の例ですが、簡単なものであれば1時間~2時間程度で作れたりしますが、少しデザインに力を入れようと思うと1日作業になったりもします。
限られた時間を、音楽のためにだけ使おうと思う場合には、もしかしたらデメリットになってくるかも知れません。
「Photoshop」や「Illustrator」を使えないと、勉強する必要がある
これも当たり前なのですが、自分でデザインをする場合、デザインソフトを使える必要があります。一般的に「Photoshop」や「Illustrator」を使うことが多いかと。
印刷会社に印刷をお願いする際、作成したデータを送るのですが、その際に最も一般的なのは「Illustrator」で製作したデータだったりします。
当然、デザインソフトを使ったことが無い場合には、使い方をまず学ばなくてはいけません。ネットで調べれば、わかりやすく色々ありますが、やはり時間は掛かります。
凝ったものは作るのが難しい
デザインを専門的に学んだ訳でなければ、凝ったデザインを作るのはなかなか至難の業だったりします。また、最新のソフトでは使える機能も、古いバージョンでは使えなかったりもします。
僕が使っている、「Photoshop」や「Illustrator」は古い型のものなので、出来ることも限られていたりします。最新のものに毎回アップグレードしようと思えば、その分費用も掛かりますし、デザインを仕事にしてる訳ではないので、我慢のしどころではあります。
以上が、自分でデザインする上で考えられるデメリットになります。
僕は別に嫌いではないので全然大丈夫なんですが、あなたが少しでも音楽をする時間を優先したいのであれば、“デザインは専門家に任せてしまう”という選択肢がべストかもです。
楽しみながら出来るのであれば、自分で挑戦するのもありかと。自分のスキルにはなるので。
コストパフォーマンスが期待できる、専門家への依頼の方法
専門家にデザインを依頼するのに、コスパが高いオススメな方法が下記。
- 「ココナラ」を利用してデザイナーに依頼する
- 美大生に依頼する
順番に解説します。
ココナラを利用してデザイナーに依頼する
“スキルのフリマ”としてTVCMなどでも放映されている「ココナラ」を利用して、デザイナーを見つけるのはありかなと。
フリーランスのデザイナーさんが個人で直接仕事を請け負っているので、比較的良心的な価格で対応してくれているかと。
お互いの条件が合えば、長期的な仕事のお付き合いもしていける可能性もあるので、利用してみるのはありかと思います。
参考リンク
美大生にお願いする
あなたの周りに美大へ通っている学生さんがいるのであれば、お願いすることで協力してくれる可能性があるかと思います。
学生の方の場合、“まだプロではないので”と、謝礼を辞退される人もいます。そんな時は、食事をご馳走するなり、何かプレゼントするなり、お礼の気持ちを渡してあげると、お互い気持ちがよいかと思います。
”セールスコピー”で、広告からの売上や成果が変わる
広告物を作るときには「キャッチコピー」や「ボディコピー」も重要になってきます。
広告は人に行動してもらうために作るもの。「コピーライター」という職業があるくらい、心に響くコピーは大事になってきます。
そこで、コピーを考える方法ですが、下記2つが挙げられるかと。
- コピーライターに依頼をする(有料)
- 自分で考える(無料)
順番に解説します。
コピーライターに依頼をする(有料)
方法の1つとして考えられるのが、“コピーライティングのプロ”にお願いをするということ。
ちなみに「ココナラ」で調べてみたところ、1コピーあたり、1,000~50,000円程度の金額となっていました。(金額の差は実績の違いによるところが大きいのかなと)
正直、僕は利用をしたことはないですが、興味や資金に余裕があれば、プロにお願いをしてみるのもありかと。
参考リンク
自分で考える(無料)
僕はすべてのコピーを自分で考えて作っています。
コピーというのは、ただ闇雲に書いていればいいというものでもなくて、
- 読みやすさ
- 人が興味を示しやすいワード
- 行動への繋がりやすさ
など、様々なことを計算や意識をして書かれているものだったりします。
綺麗な文章が正解なのではなく、人に行動をしてもらえる文章が正解となるのが広告コピーの定義です。
コピーで成果を出したければ、勉強することをオススメします
人間は様々な「欲求」により、行動をしています。その「欲求」を知り、欲求に合わせた言葉選びでコピーを書く技術も必要になってきます。
広告コピーは「技術」なので、勉強し、繰り返し実践と検証をすることで、身についていくものです。
もし、あなたが自分自身でコピーを考えたり、売上や成果を伸ばす為の広告コピーに興味があれば、下記参考書籍は、個人的にオススメします。
参考書籍
コピーの技術についてや、ビジネス心理など、様々な参考書籍からの引用などもあるのでオススメです。僕自身、辞書代わりのように何度も読み返し、使えそうな部分をその都度使ってます。
効果的な広告のデザインや、画像の配置方法、フォント、広告の出し方、人間の欲求にアジャストする方法など細かく網羅されている良書で、これ一冊あれば理解は深まるかと。
少し値段はお高めかもですが、自分のスキルとして身につけてしまえば、毎回プロに依頼するよりコスパも良いですし、コピーで成果を上げられれば収入にも結びつくので、無駄ではないかと。
コスパで選ぶなら「ネット系」印刷会社がオススメ
デザインのデータ作成が完了したら、印刷会社にデータを送り、チラシやポスターとしてプリントをしてもらいます。
その際、「ネット系」の印刷会社がオススメです。理由は下記の通り。
- 価格がリーズナブル
- 最短、翌日で仕上げてくれる
「印刷の質」、ということを言われる方もいらっしゃいますが、全然質も悪くないですし、音楽活動で使用するチラシやポスターなら、充分満足できると思います。
参考リンク
フリーでの音楽活動は、色々経費もかかる場面があるので、コスパの良いネット系印刷会社は使わない手はないかと思います。
まとめ
『コスパを高くライブのチラシを作る方法。成果を出すにはコピーが重要』というタイトルで、ここまで書いてきました。本記事をまとめると下記の通り。
まとめ
- 「Photoshop」「Illustrator」を使って自分でデザインを出来ればコスパは高い。しかし、使ったことが無ければ学ぶ手間と時間は必要。
- 「ココナラ」を利用して、プロのデザイナーに直接お願いをすると、一般的な価格より良心的な金額で対応してくれる。
- 美大生にお願いをし、協力してもらえるとコスパは高い。(きちんとお礼をすること)
- 広告は「セールスコピー」が最も重要。プロにお願いをするのか、自分で勉強してスキルを身につけると成果につながりやすくなる。
- 印刷は、コスパで選ぶなら「ネット系」印刷会社がオススメ。
上記の通りとなります。
あなたにとって、本記事が参考になれば何よりです。
下記記事は、音楽活動でご飯を食べていくための、まとめ記事となっていますので、興味があればあわせて読んでもらえると参考になるかと思います。
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