
飲食店で「投げ銭ライブ」をやれたらいいなと思ってます。
どうやったら歌えるお店を見つけられますか?
あと、どうやれば上手く盛り上げたり、稼ぎに繋げられたりしますか?
こんな風な疑問をあなたはお持ちではないでしょうか?
本記事では下記の内容について解説していきます。
記事の内容
- 「投げ銭ライブ」をやらせてもらえるお店を見つける方法
- こうすれば「投げ銭ライブ」で稼げたり、うまくいく方法
僕自身の経験による方法です。僕のプロフィールはこちらから。
当時、多い時には、月に15~20本ほど飲食店での「投げ銭ライブ」で歌い、稼がせて頂いてました。一晩で投げ銭だけで10万円以上稼ぐこともありました。
ライブの本数を重ねられたら、まず間違いなく音楽活動だけで食べていけるようになります。
具体的に話していきますので、参考になると思います。読んでみて下さい。
「投げ銭ライブ」をやらせてもらえるお店を見つける方法
当時、僕が歌わせてもらえるお店を見つけた方法は下記の通り。
- 知り合いのお店に交渉した
- 知り合いやお客さんから紹介してもらった
- 新規のお店に飲みに通い、交渉した
順番に解説していきます。
知り合いのお店に交渉した
知り合いのお店というのは、文字通り、自分が既に通っていたり馴染みのあるお店。最初はこれがわりとスムーズに話を進めやすいかもです。
飲みに行く体で、お店のオーナーに相談を持ちかけてみるといいかも。
お店には何の金銭的負担もしてもらう必要は無く、お客さんにも無理なセールスはしません。楽しんでくれた場合にのみチップとして投げ銭をもらえれば良いので。いかがですか?
こうちゃんと伝えれば、馴染みのお店なら無下に断られる事はないはず。
お店の方針で“昔から断ってる”っていう場合もあるので、そこは素直に諦めればいいだけ。
最初は馴染みのお店にお願いをするのがハードル低いし、僕はそうしてました。
知り合いやお客さんから紹介してもらった
“紹介”は一番強いです。紹介してくれる人の信用が背景にあるから、お店の人も好意的にやらせてくれたりします。
当時、人と会うたびに“どこか知ってるお店があれば紹介してください”って聞いてました。歌わせてもらったお店でも、“どこか他にも歌わせてもらえそうなお店があれば紹介してください”って。“ハングリー”をむき出しでやってました。
伝えることで“あそこのお店聴いてみようか?”という人がいてくれ、力を貸してもらえてました。更に、紹介してくれたお客さんは、そのお店でやる時には必ず来てくれる。これも心強い。
最後の曲を歌う前のMCなんかで、“歌えるお店を探してます。どこか歌えそうなお店があれば紹介してください”って伝えるのがオススメ。
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。
新規のお店に飲みに通い、交渉した
まったく知らないお店に飲みに通って、店主と仲良くなった頃に「投げ銭ライブ」の打診をして、やらせてもらうという“新規開拓”のやり方もしてました。
その際、飲みに行く時の必ずの決まりごとがあって、
- 「ギターを担いでいく」
- 「チェーン店」ではなく「個人店」
- 出来ればカウンターに座る(店主と会話するため)
これは徹底してました。
カウンターに座り、ギターを座席近くに置く。そうすると、常連さんや、お店の人が“音楽やってるの?”なんて声を掛けてきてくれたりするので、“ご迷惑じゃなければ、軽く1曲、さわりだけやってみても良いですか?”なんて言ってやらせてもらってたりしました。
それきっかけで、仲良くなることが出来たら、
実は、他のお店で“投げ銭ライブ”っていうのをやらせてもらっていて、こちらのお店でも、ご迷惑じゃなければどうでしょうか?“
みたいに話を進めていく感じ。
聞いて楽しんでくれたら“面白そうジャン”ってなりますし、聴いてもらってお店の人も納得してもらえたら前向きに話しは進む感じです。
当時の僕は、飲みに行く時でも、いつでもどこでも常に歌える様にしてました。
こうすれば「投げ銭ライブ」で稼げたり、うまくいく方法
僕の経験からオススメする、飲食店での「投げ銭ライブ」のやり方は下記の通り。
- お客さんを見て「選曲」を決める
- 歌うばかりじゃなく、お客さんと積極的に「会話」する
- お客さんの「即興リクエスト」に応える
- 歌い終わった後にお客さんと「酒」を酌み交わす
- 「投げ銭」でのライブであることをちゃんと伝える
順番に解説します。
お客さんを見て「選曲」を決める
お客さんは飲食をしに来てる人たちなので、基本ライブに興味ない人ばかりです。そんなところでいきなり自分の歌いたい歌を歌っても聴いてなんてもらえません。
お客さんの「年齢層」や「性別」を見て、その場で選曲を決めて歌えるとベストです。
知ってる曲には親近感を覚えるのが人間。聴いたことある曲や、好きな曲だと、耳を傾けてくれたり、一緒に口ずさんで楽しんでくれたりするものです。
お客さんが暖まってきたら、自分の歌いたい歌を聴いてもらう。そうすれば耳を傾けてくれるハードルを下げることが出来ます。このやり方はベターです。
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歌うばかりじゃなく、お客さんと積極的に「会話」する
お客さんと“接点”を持つことが大事。積極的にコミュニケーションを図り仲良くなることで、“応援するね、次はいつやるの?”と、また次に繋がる可能性が高まります。
歌だけ歌って“ありがとうございました”では、ただのBGMでしかありません。せっかくやるなら相手に少しでも印象を残してもらえるようにやるべきです。
なので、積極的に会話をして、コミュニケーションを図るのは大切なこと。
人は接触する機会が多くなるほど、親近感や好感に繋がるとも言われています。
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ちなみに、僕の例ですが、歌い終わりでお客さんのテーブルを周り、一緒にお酒を酌み交わすこともあります。やり方は色々あると思います。ただ、お客さんとのコミュニケーションは大事。
お客さんの「即興リクエスト」に応える
お客さんを見て「選曲」を決めたほうがいいといいましたが、それだけではカバーできない部分もあります。
なので、“何か聴きたい歌があればリクエストしてください”と伝えることで、お客さんに参加してもらえることになり、楽しんでもらえたり、投げ銭に繋がりやすくなります。
飲食店は年齢層が幅広いので、幅広い年代の曲を覚えておくと良いかと思います。1コーラスだけでもリクエストしてくれた人は喜んでくれます。お客さんの要望に応えようとする気持ちが大事。
お客さんが求めてるものを提供するのがビジネスの鉄則。これは音楽でも同じという事です。
お客さんからのリクエストに応えるのはオススメ。
「投げ銭」でのライブであることをちゃんと伝える
お客さんによってはどんなシステムかわかってない人もいらっしゃいます。もちろん「投げ銭」は、楽しんでもらえたり、善意の気持ちで頂くものなので、強制をしてはダメです。
ただ、伝える事はちゃんと伝えないと、お客さんにも“どうしたら良いだろう?”と困惑をさせてしまうことにも繋がります。
【具体例】
- 歌う前の挨拶のMCで
「こんにちは。○○と申します。今日は「投げ銭」でライブをさせて頂けることになりました。お楽しみ頂けたらお気持ちで結構ですので、「投げ銭」を入れて頂けたら励みになります。」
- 最後の1曲を歌う前のMCで
「次が最後の1曲になります。歌い終わりましたら、お楽しみ頂けたお気持ち分で結構ですので、「投げ銭」を入れて頂けたら励みになります。」
こんな感じで伝えることで、お客さんもわかりやすいですし、行動をしてくれる可能性も高まります。
とって欲しい行動はちゃんと伝える事が、相手にとっても、自分にとっても大事。
まとめ
『こうすれば「投げ銭ライブ」で歌えるお店を見つけて稼げる【音楽活動】』というタイトルで、ここまで記事を書いてきましたが、本記事をまとめると下記の通り。
まとめ
- 知り合いのお店に、金銭的負担やお客さんへの無理なセールスはしないと伝えて交渉する
- 人に会う度に“歌えるお店はありませんか?”と聞き、紹介で増やす
- ギターを担いで、新規のお店にお客として通い、興味を持ってもらえたタイミングで交渉する
- 「年齢層」「性別」などお客さんを見て、その場で「選曲」を決める
- お客さんと積極的にコミュニケーションを図る
- お客さんからの即興リクエストを募る。その為に幅広い年代の曲を仕込んでおく
- 「投げ銭」でのライブであることをちゃんと伝える
上記の感じです。
投げ銭ライブは「ノリ」だったり「遊び」だったりの部分が大きいです。遊び方を知ってる粋なお客さんだったら「5千円」や「1万円」を箱に入れる人だっています。
それが飲食店での「投げ銭ライブ」の遊び方。
本記事が、あなたの音楽活動の参考やプラスになってくれたら嬉しいです。