
物販も音楽配信も両方出来るツールを探してます。
「BASE」と「STORES」だと、どちらの方が便利でしょうか?
こんな風な疑問をあなたはお持ちではないですか?
本記事では下記の内容について解説していきます。
記事の内容
- 「BASE」「STORES」を比較。音楽配信や販売に便利なのは?
結論から言うと、どちらも便利です。しかも登録も無料。
似た部分も多い2つのショップツールですが、今回は、「BASE」「STORES」の双方の比較や特徴について解説してみたいと思います。個人的なオススメについても。
「BASE」「STORES」を比較。音楽配信や販売に便利なのは?
「BASE」と「STORES」の特徴や比較、サービスについて、下記を解説していきます。
- 「BASE」も「STORES」も、音楽配信やCD、グッズの販売が可能
- 「BASE」、「STORES」、それぞの比較&特徴と、個人的オススメ
- お客さんの“買いやすさ”次第で売上は変わる
順番に解説していきます。
「BASE」も「STORES」も、音楽配信やCD、グッズの販売が可能
「BASE」も「STORES」も、CDやグッズの販売の他、どちらもデジタルコンテンツの販売に対応してるので、音楽データや、写真、動画などのダウンロード販売も可能です。
音楽活動の中で、オンラインショップを使って、販売するものとしては、だいたい下記の感じかと。どちらも基本的に販売できるものに、そんなに違いはありません。
販売可能商品 | |
BASE | CD、グッズ、定期便、 デジタルコンテンツ(音楽、写真、動画などのデータ) ※アップロード可能な容量は1アイテムにつき1GBまでです。 |
STORES | CD、グッズ、電子チケット、定期便、 デジタルコンテンツ(音楽、写真、動画などのデータ) ※アップロード可能な容量は1アイテムにつき1GBまでです。 |
「STORES」の電子チケットなどは、ライブやイベントの際に使えそうなサービスですね。
どちらも、デジタルコンテンツの販売が可能なので、音楽データの他にも、ライブ写真の販売や譜面の販売なども簡単にすぐ出来るかと思います。
また、作ってすぐ販売できるのがデジタルコンテンツの強みでもあります。
「BASE」、「STORES」、それぞれの比較&特徴と、個人的オススメ
「BASE」、「STORES」の簡単な比較表をまとめてみました。
年会費 | 商品登録数 | 決済手段 | 手数料 | カスタマイズ | |
BASE ![]() |
無料 | 無制限 | ・クレジットカード ・キャリア決済 ・銀行振込(三井住友) ・コンビニ決済 ・Pay-easy ・PayPal ・後払い決済 |
かんたん決済手数料 3.6%+40円+サービス利用料 3% |
・商品準備可能 ・独自ドメイン ・資金調達 ・SEO設定 ・BASEライブ ・メルマガ ・クーポン・・・その他 |
STORES ![]() |
無料 | 無制限 | ・クレジットカード ・キャリア決済 ・銀行振込(三井住友) ・コンビニ決済 ・PayPal ・翌月後払い決済 ・楽天ペイ |
フリープラン 5%又はスタンダードプラン(有料) 3.6% |
・まとめ販売 ・メルマガ ・クーポン・・・その他 |
▲基本的にショッピングカートとしての機能は大きく違いはなく、どちらも使い易い。カスタマイズの部分で差がある感じ。
振込時の手数料 | |
BASE | 【振込手数料】 一律 250円【事務手数料】 振込申請額によって異なります。 ・振込申請額が2万円未満の場合→500円 ・振込申請額が2万円以上の場合→0円 |
STORES | 【振込手数料】 一律 275円【事務手数料】 振込申請額によって異なります。 ・振込申請額が1万円未満の場合→275円 ・振込申請額が1万円以上の場合→0円 |
(どちらの表も、2020年3月9日現在)
BASEはショップ運営の機能が充実している
BASEはショップ運営のカスタマイズ出来る内容が充実しています。グッズ製作会社とも提携していて、受注生産にも対応をしていたりと、ショップ運営初心者でもBASEだけで何でも出来る感じ。
STORESは手数料が安い
STORESはBASEと比べて手数料が安いです。ただ、ショップ運営のカスタマイズ機能に関してはBASEの方が充実はしている感じ。不便は全くなく、必要なものをシンプルにという感じ。
こだわりをもつなら「BASE」、必要な機能に絞り実利を取るなら「STORES」
今後の機能やサービスの拡張次第でもありますが、違いがあるのは、カスタマイズの差くらいなので、個人的には、手数料の安い「STORES」の方が現状ではありなのかなと思います。
あとは使いやすさとか、好みの問題になるので、好きな方を選べば良いと思うし、そこはお客さんの立場に立って利便性を考えてみても良い部分かなと。
お客さんの“買いやすさ”次第で売上は変わる
お客さんは、買い方がめんどくさいと、買うのを挫折することがあります。なので、“いかに買いやすくするか”を考えるのは、お客さんの為でもあり、自分のビジネスの為にもなります。
例えば、“ページが重い”とか、”入力項目が多い”とか、”会員登録しないと買えない”とかだと、めんどくさいかなと。それも踏まえて販売サイトを用意するのも大事かと思います。
「BASE」、「STORES」と双方で迷ったら“どちらも用意”するというのも初めはありです。お客さんに選択肢を持たせて選ばせてあげることも重要。
まとめ
『音楽配信も可能な「BASE」「STORES」を比較。便利なのは?』というタイトルで、ここまで書いてきましたが、結論としては、現状「STORES」を選んでおけば、とりあえず問題ないかと。
ただ、「BASE」の方がショップ運営の充実化という部分では、強みがあるのも事実。今後手数料の値下げなどあれば、また結論も変わってくるのかなと思ったりもします。
「BASE」も「STORES」も、無料で登録できるので、持っておかない手はないと思います。
あなたの音楽活動の参考になれば。