
音楽活動で結果を出して行き、成功を掴みたいです。その為にはどんな意識を持って、どんなことに取り組んだ方が良いですか?
そんな疑問をあなたはお持ちではないですか?
本記事では下記の内容を解説していきます。
記事の内容
- 音楽活動で成功を目指すなら「マーケティング感覚」は必須タスク
- 「マーケティング」として日頃から意識しておいた方が良いこと
昔、何かの番組で小室哲哉さんが、“音楽作りにおいて大切ことはマーケティングだ”といった内容を発言していたのを見た記憶があります。
僕自身、音楽活動で10年ご飯を食べ続けてきましたが、お恥ずかしい話し、この感覚を意識し始めたのは、正直、ここ最近です。
ですので、この記事では僕自身が”やっておけば良かった”という自責の思いも込めて、あなたには是非取り組んで成功に活かしてもらいたいと思う内容をまとめていきます。
音楽活動で成功を目指すなら「マーケティング感覚」は必須タスク
具体的にどんなマーケティング感覚を持ったら良いかは下記の通り。
・トレンドを把握する
・データを数値化する
・実践 ⇒ 検証の繰り返し
順番に解説していきます。
トレンドを把握する
“ニーズ”というものがあります。ニーズが高いところで戦うのと、ニーズが低いところで戦うのとでは必然的に結果の数値に違いが出ます。
▼ニーズ全体の1%の人があなたを選ぶ可能性がある場合
- 100万人のニーズがある場合 ⇒ 1万人
- 100人のニーズがある場合 ⇒ 1人
▲必ずしも割合はこの通りではないですが、ニーズの分母の大小で結果の数値に違いが出てくることは間違いないです。
また、この”ニーズ”の大きなものが、今の時代の“トレンド”となり、多くの人が興味を持つものとなります。
「ヒット」を作るには“トレンド”を知る必要がある
小室哲哉さんは、おそらくこの“トレンドを捉えること”、“生み出すこと”に長けていたのではないかと思います。トレンドを知ることが”ヒット”の重要タスクです。
データを数値化する
後で活動の効果を見直すことが出来、対策を立て易くなるので、データを数値化して蓄積することは必ずやっておいた方が良いです。また、データが増えるほど、貴重な「資産」にもなります。
例えば、ライブ一つにしても、歌った場所、曜日、時間帯、集客方法、お誘いした人数など、毎回記録をつけて集計することで、どんな風にやると結果に繋がり易いかの対策が見えるようになってくると思います。
全ての行動に記録付けを
毎日行動をしても、記録を付けなければその場限り。次回は「感覚便り」になります。感覚は不確定要素なので、しっかりと数値化の徹底をした方が後々のために繋がります。
記録付けをしておくべきだったと後悔してる内容がこちら↓
実践 ⇒ 検証の繰り返し
結果よりもプロセスに目を向ける事が大事かと思います。実践して記録を残し、それを検証。また実践するという繰り返しが必要。
プロセスを大事にする事は、再現性を高めるうえで大事な事。再現性の高い方法を見つけられれば成功確率も上がる訳なので。
▼”なぜ?”の意識をもつと良いかも
結果が出なかったら“なぜ”なのか?。結果が出たらそれもまた”なぜ”なのか?仮説を立てて検証し、次の実践に活かす。こうすることで、何が上手く行き易い方法で、何が上手く行きづらい方法なのかを絞り込んでいくことが出来るかと。
上手く行かないからと落ち込む必要も無いし、上手く行ったからと必要以上に喜ぶ必要も無いです。全て実証データの蓄積になると思い取り組めばよいだけ。
何事にも「法則」がある
「実践⇒検証」で結果が出やすい方法を見つけていければ、成功確率が上がる事に繋がります。世の中は何事も必ず「法則」があるものです。
マーケティング感覚を持ち、音楽活動に取り組むことで、成果は違ってくると思います。
「マーケティング」として日頃から意識しておいた方が良いこと
日頃から意識を持っていた方がいい「マーケティング感覚」として、具体的なものを3つに絞って解説してみます。
- 他のアーティストの研究
- 他業種からの研究
- 世の中の情報収集
順番に解説します。
他のアーティストの研究
自分より結果を出してる人を研究するのは大きな学びになりますし、「マーケティング」の上でも大切です。
結果を出してる人は、必ず裏に「マーケティング」が存在します。音楽そのものもそうですし、プロモーション方法など。それらには様々な研究すべき材料があり、自分の活動に活かせるものもあります。
良いものは積極的に取り入れていく気持ちでどんどん研究していくと良いかと思います。
他業種からの研究
”流行ってる”、“ヒット”しているということは必ずそこに“理由”が存在するはずです。同業ばかりではなく、他業種からの学びもたくさんあります。
僕自身の話しですが、飲食店から学ぶ機会が多かったりします。ライブ活動などは、“サービス業”に繋がる部分があると思っていて、お客さんがたくさん入ってる飲食店は、なぜこんなに集客する事が出来るんだろう?と検証し、自分の活動に良い部分を取り入れたりしてきました。
アンテナを張っておくことで、あらゆるところに学びは落ちてたりします。他業種でも”売れてる”ものから学ぶ事は多いです。
世の中の情報収集
テレビ、ラジオ、雑誌、週刊誌、WEBメディア、SNSなど、ニュースや情報を取る手段はたくさんあります。そこから情報収集し、時代感覚を捉える事はニーズを掴む上で重要になってきます。
”時代のニーズ”を的確に捉えたものが”ヒット”に繋がります。
”作りたいものを作る”という感覚も、アーティストとして尊重されるべき感覚ですが、ヒットを生むことを考えると”ニーズを知る”というのはとても大切な感覚です。
情報収集が良い結果に繋がったのはこちらの記事の内容↓
まとめ
『音楽活動で成功を目指すなら「マーケティング感覚」は必須タスク』というタイトルで、ここまで書いてきましたが、本記事をまとめると下記となります。
- トレンドを把握し、分母の大きなジャンルを意識するのも大事
- 全ての行動をしっかり記録付けし、数値としてデータを蓄積する。後々の対策に繋がる
- ”なぜ?”の意識を常に持ち、検証を繰りかえすことで、成功確率の高い物が見えてくる
- 他のアーティストを研究し、良いものは自分にも積極的に取り入れていく
- 流行っている他業種を研究し、活かせるものは自分にも積極的に取り入れていく
- 世の中の情報を収集し、時代のニーズの把握をすることで“ヒット”に繋がる可能性が生まれる
上記な感じです。
全国的なヒットを出すには、正直「運」というものの存在は否定できません。
しかしながら、「マーケティング感覚」をしっかり持つことによって、音楽活動でご飯を食べていくことは充分に可能であると思います。
あなたが好きな音楽でご飯を食べて行くことに繋がる、後押しや参考に、本記事がなれていれば何よりです。