
自分で音楽レーベルを作りたいのですが、作り方を教えて欲しいです。
あと、それに関係して、これをやっておいた方がみたいなのがあれば教えてください。
そんなお悩みをあなたは持っていませんか?
本記事では下記内容について解説をしていきます。
記事の内容
- 音楽レーベルを作るのに必要なこと3つ。個人でも簡単に作れます
- 音楽レーベルを作った後はとにかくPR
僕自身、2010年に自分で音楽レーベルを作り、CDのリリースをするなどの活動をしてきました。
本記事は僕が実際にやってきた経験からの方法ですので、参考になるかと思います。
音楽レーベルを作るのに必要なこと3つ。個人でも簡単に作れます
音楽レーベルを作るのに必要なことは、ひとまず下記の3つです。
- 音源を製作しておく
- ディストリビューターを見つける
- 税務署に開業届けを提出する
順に解説していきます。
音源を製作しておく
商品が無ければレーベルを作る必要も無いので、まずは音源製作をします。また、後で、ディストリビューターと契約を交わす際にも音源審査などあったりしますので、必須です。
CD製作についてやり方がわかない場合は、下記の記事が参考になるかと思います。
ディストリビューターを見つける
CDを全国のCDショップに卸をしてくれる「ディストリビューター」と呼ばれる業者との契約をする必要があります。
大手は審査が厳しい
当然かも知れませんが、大手ディストリビューターは契約の審査が厳しかったりします。音源審査のみならず、事業計画も提出するよう言われることがあります。
僕が契約をしているViVid Soundは審査はそこまで厳しくなく、しかし全国に販売網を有している業者なので、良いのではないか?と思います。
ディストリビューターと契約をしてもCDが売れる訳ではなく、自分達でプロモーションする必要があります。
下記記事も参考になるかと思います。
税務署に開業届けを提出する
個人が新たに事業としてレーベル運営を始めるのに、管轄の税務署に開業届けを提出することになります。
僕自身は税理士さんにお願いをしましたので、この部分については詳しくはわからなかったので、調べてみました。
▼税務署で開業届けを作成する際に持って行くもの
- 印鑑
- マイナンバーカード(無ければ住民票の写しでもOK)
- 身分証明書
上記3点を持って税務署に行けば、開業届けは提出できるようです。郵送でもOKの様ですが、時間があれば直接税務署に行ってしまうのが間違いないかと。
提出期限は開業から1ヶ月以内
詳しくは国税庁のホームページ又は「開業届け提出」で検索しても良いかも知れません。お近くの税務署でも職員さんが相談に乗ってくれるようです。
青色申告の承認も受けた方が、税金の特別控除などの優遇がありますので、そちらも併せて提出した方が良いです。
上記3つで、音楽レーベルを作ることができます。
音楽レーベルを作った後はとにかくPR
音楽レーベルを作っただけでは、存在が知られてるわけではないのでとにかくPR活動が必要です。
その為にこれはやっておいた方がいいという事柄が下記。
- 自分のメディアを持つ
- プレスリリースを学ぶ
- セールスコピーを学ぶ
順に解説していきます。
自分のメディアを持つ
情報発信は常に必要なので、ホームページやSNSなど、あなた自身で発信出来る情報メディアを持つ事はとても重要です。
その際、情報更新の頻度もすごく大切。
情報更新が滞り気味なホームページやSNSだと、見る人の心はあっという間に離れていってしまうものです。
こまめな情報発信を心がけましょう。
プレスリリースを学ぶ
マスコミに向けて情報発信をし、記事の掲載やメディアへの出演をするのも、世の中に対し大きなPRに繋がります。
その為に、プレスリリースの書き方を学ぶことも必要かと思います。
僕自身、プレスリリースの仕方を知らなくて、情報発信が遅くなり、インディーズチャートで「首位」を記録した実績を無駄にしてしまったことがありました。
「プレスリリース 書き方」など検索するとたくさん情報は出てくるので、チェックしておくのもオススメします。
セールスコピーを学ぶ
どんなに良い作品や商品が作れても、人が関心を示してくれなければ買ってもらうことは出来ません。
その為には商品のサービスや特徴の魅力をちゃんと届けられなければいけません。その為のスキルがセールスコピーです。
セールスコピーには消費者心理、行動心理が大きく関わってきたりします。
消費者心理、行動心理については、下記2つの書籍をオススメします。この2冊はとりあえず読んでおくだけで、価値観は大きく変わると思います。
▼現代広告の心理技術101
セールスコピーは万能
セールスコピーは、お客様へ商品やサービスの特徴をしっかりと伝えられるばかりではなく、プレスリリースにも生かせる部分もあります。
セールスコピーは間違いなく、学んで損はないスキルです。
というか、ここを極める事ができたら何をやっても成功できると思います。そのくらいのスキル。
まとめ
『音楽レーベルを作るのに必要なこと3つ。個人でも簡単に作れます』というタイトルでここまで書いてきましたが、本記事をまとめると下記の通り。
- 商品が無ければレーベルを作る必要も無いので、まず最初に音源を製作する
- 全国のCDショップに流通出来るように、ディストリビューターと契約をする
- 管轄の税務署に、開業届けを提出する。
- 自分のメディアを持ち、こまめに情報発信をしていく
- プレスリリースを学び、マスコミに向け情報発信をしていく
- 商品やサービスの特徴や魅力をちゃんと伝えられるよう、セールスコピーを学ぶ
上記の感じです。
音楽レーベルを作るのがゴールではなく、あくまでもスタート地点。素晴らしい音楽をたくさん作ったり、発掘したりして、世の中に素敵な音楽を届けていって下さい。
本記事が、あなたの音楽活動の参考になれていれば何よりです。