
マイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)でライブを企画したい!会場の使用料や、ライブ公演に掛かるおおまかな費用の目安がわかれば教えて欲しい。
そんな風な疑問をあなたはお持ちではないですか?
本記事では下記について解説していきます。
記事の内容
- マイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)の会場使用料や付帯使用料について
- 公演をするのにかかる費用と総額予算の目安
- BLITZ閉館のお知らせ
本記事は、僕自身がマイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)でワンマンライブを開催した際、実際に掛かった金額などをもとに書いています。
目安がわかるのと、わからないのとでは、モチベーションも大きく変わってくるのかなと個人的に思っています。
”開催をしてみたい”と思っているあなたには、参考になる記事かと思います。
マイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)の会場使用料や付帯使用料について
マイナビBLITZ赤坂で公演をする際の会場使用料について具体的に解説していきます。
会場使用に掛かるお金については下記2つの種類があります。
- 会場使用料
- 付帯使用料など
順に解説していきます。
会場使用料
マイナビBLITZ赤坂(赤坂BLITZ)の会場使用料は、公式サイトに記載があります。
僕が開催した際の仕様と使用料は下記の通り。
(会場使用料)
平日の水曜日 C [収容人数: 755人](1F全イス/2Fイス・スタンディング)
1ドリンク制 ⇒ 540,000円(税込み)
会場使用料は先払いとなります。
僕の時は、ディスクガレージが公演協力として入り、会場を抑えてくれたので、ディスクガレージが立て替えて支払ってくれた金額を後日、精算しました。
付帯使用料など
上記の会場使用料の他に、下記の金額が必要になる場合があります。
グッズ販売手数料 | 一箇所 21,600円 |
スモークマシン使用料 | 5,400円 |
ドリンク営業補填 | 来場者300名未満の際に足らない人数×500円 |
会場費 延長料 | 30分/50,000円 |
マイナビBLITZ赤坂はライブハウスなので、会場の機材使用については使用料に含まれています。
グッズ販売手数料は、具体的には長机1つの金額となります。2つ使用なら2箇所ということになります。
ドリンク営業補填は売上が300杯ということではなく、来場者数ですので、1人のお客さんが3杯飲んでも、売上カウントは「1」となります。
公演をするのにかかる費用と総額予算の目安
マイナビBLITZ赤坂でライブをする際に、会場使用料以外で掛かる費用について、具体的に解説していきます。
- 人件費
- 広告宣伝費
- その他費用(著作権料、イベント会社手数料、
- 予算の目安
人件費
ライブ開催における、人件費として下記が考えられます。
- 音響、照明オペレーターのギャランティ
- 出演者、バンドメンバー等の出演料
- スタッフ人件費
- 警備員費用
僕の場合、スタッフ人件費に関しては、応援して下さるボランティアスタッフの人たちがいてくださったので、弁当、飲み物代のみの支出で済みました。いつも感謝です。
警備員費用 | 3名(終日) 約62,000円 |
音響・照明・バンド | 約400,000円 |
人件費総額 | 約460,000円 |
上記が僕の公演開催に掛かった人件費となります。
広告宣伝・活動費
広告宣伝・活動費で考えられるものとして、下記があるかと思います。
- テレビCM、ラジオCM、雑誌広告、WEB広告などメディア系
- ポスター、フライヤーなどの紙系
- プロモーション活動費(交流会、パーティー、会合等への参加 など)
広告宣伝費については、どの程度かけるかは予算次第にもなってくるかと思います。
ポスター、フライヤー | (ポスター700部、フライヤー25,000枚) 約55,000円 |
プロモーション活動費 | 約300,000円 |
広告宣伝・活動費総額 | 約355,000円 |
上記が僕の公演開催に掛かった広告宣伝・活動費となります。
その他費用
その他掛かる費用としては下記があるかと思います。
- 著作権料(JASRACK登録曲への使用料)
- イベント会社運営協力費
- プレイガイド手数料
- 雑費(パンフレット代、スタジオ代、弁当代、飲み物代、印刷代、衣装代など)
著作権料については、カバー曲はもちろん、オリジナル曲でもJARACに登録してる楽曲は使用料が必要になります。
著作権料 | 21,597円 |
イベント会社運営協力費 | 213,500円 |
雑費 | 約150,000円 |
その他費用 | 約385,000円 |
上記が僕の公演開催に掛かったその他費用となります。
予算の目安
上記を参考に、マイナビBLITZ赤坂でライブ公演を開催しようとした場合には、下記の予算目安を持っておいた方が良いかと思います。
チケット収入、スポンサー収入などで、上記予算を見込むことが出来れば開催に挑むのも良いかと。下記の記事なんかも、集客のヒントや参考にしてもらえたら。
あと、僕自体がそうだったのですが、取引をしたことない新規の取引先ですと、なかなか箱を借りるのも難しい場合があります。僕の場合はディスクガレージの協力があり開催実施出来ました。
BLITZ閉館のお知らせ
24年間営業をしてきた、BLITZの閉館が正式に決まりました。
BLITZからのお知らせ
下記はBLITZのホームページよりの引用となります。
マイナビBLITZ赤坂から皆様にお知らせがございます。
既にメディア等で発表されておりますがBLITZは今年9/22(火・祝)をもちまして「赤坂エンタテインメント・シティ構想」に伴い閉館いたします。
1996年赤坂BLITZ開業から2003年までの初代BLITZ、2004年から2013年までの横浜BLITZ、そして2008年から現在のマイナビBLITZ赤坂と24年間国内外のアーティストによるライブ、多様な出演者によるイベントなど提供させて頂き、関係者様、出演者の皆様、お客様にご愛顧を頂きまして誠に有難うございます。
感謝いたしております。
つきましては6月6日よりBLITZ FINAL COUNT DOWN 100としましてラストスパートを加速いたします。
引き続きご声援、ご支援をよろしくお願いいたします。 マイナビBLITZ赤坂|TBSテレビ
音楽を志した時に、“いつかは「BLITZ」と、「中野サンプラザ」”でと思っていました。どちらも実現する事ができた幸せを改めて感じますね。
まとめ
『「赤坂BLITZ」でライブを開催すると一体いくらかかるか?』というタイトルでここまで書いてきましたが、下記が本記事のまとめとなります。
- 会場使用料は曜日や、スタンディング、椅子あり無しなどで変動があり。
- 会場にある音響、照明機材は使用OK。付帯使用料やドリンク保証があるので要確認。
- 会場使用料や、人件費、宣伝広告費、活動費、その他など予算は200万円位は見た方がいい
- 新規取引だと、箱を借りるのになかなか苦労するかも。イベント会社を絡めるのもあり
- 2020年9月22日でBLITZの閉館決定。
上記の感じとなります。
ミュージシャンなら1度は憧れを持つライブハウスではないかと思います。
この記事が参考になり、あなたの背中を押すことに繋がれれば何よりです。素敵な音楽ライフを!