
どれだけ音楽活動を頑張っても、何をやっても全然うまくいかない。僕の才能ではもう無理なのかもしれない…
そんな風にあなたは思ってませんか?
本記事では下記の内容を解説します。
記事の内容
- 音楽活動がうまく行かないのは、あなたの“自己イメージ”が原因かも
- そもそも人間は成功出来る様に出来ている
僕はフリーのアーティストとして、音楽活動で10年ご飯を食べてきました。
本記事は、書籍から学んだ、心理学要素を僕なりに解釈した内容になりますが、僕自身の活動のモチベーション維持の参考になったり、自分の活動にも活かしています。
企業や、アスリートの方なども取り入れている方法だったりしますので、参考になるかと思います。
音楽活動がうまく行かないのは、あなたの“自己イメージ”が原因かも
人が何かを成すには「イメージ」が大事だと言われています。「イメージトレーニング」だったり、「メンタルトレーニング」と言った言葉を耳にしたこともあるかと思います。
まず「イメージ」の持つ力について解説をしていきたいと思います。
- 人の行動は“イメージ”が作ってる
- “自己イメージ”がネガティブだと、失敗が待ってる
- “自己イメージ”は人にも伝わる
順番に解説します。
人の行動は”イメージ”が作ってる
あなたは自分が何か行動をする時に、まず最初に何をするでしょうか?
人は何か行動をする時に、まず、その行動の結果を想像してイメージを膨らませます。そしてそのイメージがポジティブなものだったら迷わず行動をしますし、ネガティブなものだったら迷うか、行動をしないという選択をします。
つまり”イメージが自分の行動を決めている”ということです。
そもそも、イメージの元となるのは、過去の様々な成功や失敗の積み重ねなどです。また、その経験をもとに、“自分はこういうタイプの人間である”と、自己イメージを作り出し、そして、”自分”という存在を作っていくそうです。
その出来上がった自己イメージをもとに、目的に対する自分の行動を決めていきます。
なので、この自己イメージをどうするかがすごく重要です。
”自己イメージ”がネガティブだと、失敗が待ってる
”自己イメージ”の厄介なところは、懸念や不安要素が入り込むと、自分が通常使える能力を発揮出来なくしてしまい、失敗の方向へどんどん進んで行ってしまうそうなんです。
例えば、”人前が苦手”だと思ってる人が、人前で話す機会があると”頭の中が真っ白”になってしまうのも、このネガティブな自己イメージの仕業。
つまり、ネガティブな要素や、失敗するイメージは、絶対に自己イメージに入れてはいけないということ。
あなたが”うまく行ってない”と悩んでいたら、何よりこの自己イメージをまず、”必ずうまく行く”と書き換えてあげる必要があるのだと思います。
成功者は、明るく、ポジティブな人が多かったりします。そう考えると納得できますよね。
自己イメージは人にも伝わる
”うまく行かない”という自己イメージを持ってしまってる人からは、”ネガティブオーラ”が全開で溢れてます。それは間違いなく人に伝わります。
逆に、ポジティブな自己イメージを持ってる人からは、”楽しそう”だったり、”癒される”だったりといった、そういうオーラや雰囲気が溢れるので、周りに人が集まってきます。
ポジティブな自己イメージを持つのはホント大事です。
”地位が人を育てる”というのも自己イメージ
”地位が人を育てる”と言ったりすることがあります。それもこの”自己イメージ”の力によるものなのだと言えるのだと思います。
人は自分に「自信」が持てると急に大きく見えたりします。そうなると人を惹きつける魅力が増します。
自分自身の”自己イメージ”の力は大切です。
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そもそも人間は成功できるように出来ている
”人間はそもそも、成功できるように出来ている”という研究者もいます。ではその成功の為には何が必要なのか?下記で解説します。
- 目標やターゲットを決める
- 苦手意識を書き換える
- 成功のイメージだけを思う
順番に解説します。
目標やターゲットを決める
人は目標に向かって進んでいくものなので、目標が定まっていないと成功へ向かって動く事はできませんし、イメージも生み出せないものです。
なので、具体的な目標をまずは決めてしまった方がいいです。
目標を決める際には、一切の懸念も、不安も考えることなく、”必ずうまくいく”とポジティブな思いで、ワクワクすることもお忘れなく。
”そんなこと言っても、現実を把握する事も必要じゃないの?”
と思われるかもしれませんが、事実はちゃんと見る必要があると思いますが、現実は自己イメージが勝手に作り出して来てしまったものなので、気にしなくてOKです。
それより、ポジティブなイメージを自分の脳や神経に染み込ませる事の方が大事。それが自分の行動に繋がるので。
苦手意識を書き換える
苦手だと思っているものは、自己イメージがそういう現実を作ってしまっているだけなので、それを「苦手じゃない」や、「わりと得意」に書き換えてしまうことで、克服できたりします。
例えば、「MCは苦手」といった苦手意識があったりすると、苦手な事は避けようとして、克服の為の努力すらしたいとは思いません。でも、これが、”実はそんなに苦手じゃない”と思えたらどうでしょう?ちょっと努力してみようと思うかも知れません。
食わず嫌いも勝手な自己イメージ
食わず嫌いの理由として、“見た目のイメージが苦手で”っていうのもあったりします。知らずに食べてしまったら実はめちゃくちゃ美味かった。みたいなこともあったりします。
「苦手」というのは、自分の自己イメージが勝手に作ってしまってる現実なので、知らずに食べたとはいえ、「美味かった」という事実により、その自己イメージを書き換えることが出来て克服に繋がったりします。
人はイメージの生き物。苦手がなくなることで、自分のまだ使えてない能力も使えるようになったり、伸ばせたりするようになるので、苦手意識を書き換える事も重要です。
成功のイメージだけを思う
勝負の世界ではよく、”勝ち癖をつける”などと言ったりすることがあります。つまり、必ず勝てるというポジティブなイメージを身に着けるということです。
やる前から”どうせ勝てない”というネガティブなイメージを持ってると、まず勝つ事は出来ません。
これは人生でも同じで、最後に勝ってる人は必ず“負ける気がしない”、“成功するイメージしかない”という人なんだと思います。
成功の自己イメージがあれば、行動も変わりますし、脳や神経がフル活動でその通りの結果を生み出すよう、自分の能力を最大限発揮出来る様にしてくれるのではないかと思います。
成功のイメージだけを持つ事は本当に大事です。
まとめ
『失敗の原因は“自己イメージ”。音楽活動で成功に向かう方法とは』というタイトルで、ここまで記事を書いてきましたが、下記がまとめとなります。
まとめ
- ”イメージ”が人の行動を操っている
- 「自己イメージ」にネガティブ要素があると必ず失敗するので絶対入れないこと
- 「自己イメージ」は人に伝わるので、ポジティブな自己イメージを持つこと
- 目標を設定し、”必ずうまくいく”イメージだけを持つこと
- 苦手意識を書き換えるだけで、能力が高まることに繋がる
- 成功のイメージだけを持つと、その方向に全てが向かって、その通りになる
上記の通りです。
人の行動は全て自分のイメージによるもの。自分自身のイメージが「今」を作っています。疑うことなく”必ず成功できる”というポジティブな思いだけを持ってみてください。
この記事があなたの悩み解決の参考になり、前向きな音楽活動へ向かっていくきっかけとなってくれたら嬉しく思います。